VOICES

職員紹介

利用者さんの笑顔とともに安心・安全を守る。
生活支援員として着実にステップアップ

生活支援員 / 2012年入職

栗原 弘美

Kurihara Hiromi

水戸総合福祉専門学校(現・水戸看護福祉専門学校)介護福祉学科卒。祖父の介護体験をきっかけに福祉職を志し、大雅荘と出会って障がい者福祉の道へ。高齢者介護からの方向転換で知識はそれほどなかったが、一対一を基本とした教育体制で着実に成長。休日の過ごし方は「ゆっくり寝るのが至福の時間」。

大雅荘は利用者さんにとって暮らしの場なので、家で過ごすのと同じように外出を楽しんだり、出前を注文したりすることもあります。「栗原さんと出掛けたい」「栗原さんと一緒に食事したい」と言ってくださる利用者さんも多く、やりがいを感じる瞬間です。入職7年目を迎え、生活支援員としての視野が深まったのか、利用者さんを第一に考えつつ、専門的なことにも対応できるようになりました。この春から比較的に障がいの重い利用者さんが生活する棟に移り、さらに新しい経験を積んでいます。例えば長時間車いすに乗ると床擦れができやすい人や、咳き込みが気になる人をどう支えるか。気づいたことを上司に報告すると一緒に考えてくれるので、入浴時間や食事形態の変更など、迅速な対応ができています。利用者の方々の安心・安全を目指すことは利用者さんの生活を守ること。人として尊重しあい、対等に交流する一方で、生活支援員という専門職としてもっと成長したいと思うようになりました。大雅荘ではグループリーダーをはじめ、真面目で勉強熱心な仲間ばかりなので、何でも教えてもらえますよ。

少しでも快適に暮らしていただくため
全員が同じ方向を向いて協力しています

生活支援員 / 2014年入職

伊藤 知咲

Itoh Chisaki

水戸総合福祉専門学校(現・水戸看護福祉専門学校)介護福祉学科卒業。小学生の頃、高齢者との触れあいを通して高齢者介護職を志すが、実習で大雅荘に行ったのを機に方向転換。働く場としての魅力は「休みがしっかり取れて、リフレッシュ休暇がもらえること」と伊藤さん。今年の長期休暇では家族旅行を楽しんだ。

高齢者の方の役に立ちたいと思って福祉職を志した私には、身体障がいを持つ方の福祉は遠い世界でした。実習で大雅荘に行くと決まったときは、教科書にある「全身不随」のイメージしか湧かず、少し怖さを感じたのも率直な気持ちです。しかし、実習に行ってそんな先入観はたちまち覆りました。利用者の皆さんは車いすや寝たきりですがコミュニケーションをとることに全く不足はなく、言葉が不自由な方も実習の後半には何を伝えたいかわかるようになりました。実習が終わったとき「ここで働きたい」とはっきり感じたことを覚えています。現在は短期入所利用の方々専門の班に所属していますが、班で活動するのは担当する利用者さんの物品管理のほか、食事ペースが遅くなったり、身体機能が衰えたり、気になったことがあったときなど。リハビリなどの支援はもちろん、「どうすればこの方の生活が良くなるか」という視点をみんなで話し合っています。利用者さんが少しでも快適な生活が送れるよう、チームで同じ方向を向くのがやりがいです。「ありがとう」の言葉が、最高のご褒美ですね。

「この仕事をやっていて良かった」
そう思える瞬間に、たくさん出会えます

生活支援員 / 2016年入職

小松﨑 宏美

Hiromi Komatsuzaki

茨城県立石岡第二高校家政科(現・生活デザイン科)卒。入職3年目を迎え「自分なりに考えて動けるようになり、仕事が楽しくて仕方ありません」と脂が乗ってきている。大雅荘の魅力は職員の仲の良さもあると言い、「誰かの誕生日やお祝い事があるときには必ずケーキでお祝いします」とにっこり。

幼い頃、大雅荘に大叔父が入所していた縁から、毎年、(大雅荘の)納涼祭や文化祭を家族で楽しんでいました。他の利用者さんや職員さんと触れあう機会も多く、私にとって障がいを持つ人は身近な存在でした。自然と福祉職を志すようになり、「ここしか考えられない」と大雅荘へ。優しかった利用者さん、テキパキして頼もしかった職員さん。あの頃、外から見て親しみを抱いていた世界に、いま自分がその一員として参加していることを誇らしく思っています。実際に働いても入職前とのギャップは全くなく、むしろ「楽しさ」は想像以上です。なぜなら生活支援員は日常動作の介助だけでなく、利用者さん一人ひとりの障がいや身体の状態に合わせたレクリエーションやリハビリを行うので、利用者さんの「生活」に寄り添っているという実感がより強いからです。例えば毎月の希望食。普段は柔らかい食事しか摂れない利用者さんが、この日だけは大好きなピザをゆっくりと味わいます。「おいしいね」と、目と目で語り合うひと時は何物にも代えられません。利用者さんの感謝の言葉や笑顔など、「この仕事をやっていて良かった」と思える瞬間にたくさん出会える職場です。

想いを共有する信頼感があるから
何でも話し合えるあたたかい職場です

生活支援員 / 2015年入職

瀧 康晃

Taki Yasuaki

千葉科学大学 危機管理学部 動物・環境システム学科卒。石岡市出身で、中学生くらいまで大雅荘の納涼祭を楽しんでいた。身体障がい者施設で働くと決めたとき、なじみ深い大雅荘が真っ先に浮かんだのが入職の決め手。魚釣りが趣味で、休日は大洗や鹿島海岸で釣り糸を垂れる。

生活支援員を志したのは、教員養成課程の研修で行った障がい者施設が楽しかったからです。「楽しい」と言うと違和感を持つ人もいるかもしれませんが、心からの実感です。その理由は恐らくコミュニーケーションが成り立つから。利用者さんのほとんどは、たとえ反応がなくても私が話すことを理解されています。意思が通じるということは大きく、日々の交流を通じて自然と絆が深まります。そしてそれは他の生活支援員も同じです。それぞれの利用者さん担当者では、「絵を描きたい」「外出したい」などといった利用者さんの望みをどうかなえるか、あるいは気になる様子の利用者さんをどう支援していくか、全員がわが事のように真剣に受けとめて話し合っています。気心が知れているので率直な意見が言いやすく、時に徹底的に話し合うこともありますが、決してピリピリした雰囲気にはなりません。「利用者さんのために」という想いが共通しているから、誰かの意見で譲れない部分は理解して尊重するし、妥協してもいいところは譲歩を促す―。良いバランスで「和」が機能しています。私見ですが、福祉を志す人はもともと優しい人。そんな人たちが集まった穏やかな職場です。

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